2013年8月26日月曜日

「竜巻雲」


7月24日の夕方にハンガリーの Polgardi(地図)という所で撮影された「竜巻雲」です。ジェット機の排気によって形成された飛行機雲が、すでに地平線の下に沈んだ太陽からの光を浴びてこのように見えています:

「竜巻雲」は、1995年に出版された『阪神淡路大震災 前兆証言 1519!』(弘原海清、東京出版)の表紙(画像)にその写真が使われたことから、一気に地震の前兆として有名になりました。しかし、その実態は、見かけ上、垂直に近い角度で立ち昇っているように見えているだけの飛行機雲です。

上記の書籍には、「空と大気の異常」の証言297として、表紙と同じ写真が掲げられ、「神戸市灘区・主婦」の次のような証言が記されています:
地震の前日1月16日午後4時過ぎ、明石方面で発生したものと思われる雲(または竜巻)を見た。あまりに不思議な雲でした。

飛行機雲が夕日を浴びて、何か異常なもののように見える現象の例が、下の関連記事にあります。


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