カナダ・アルバータ州の国立公園で自動カメラに偶然捉えられた連続写真です。スカンクとクーガー(マウンテン・ライオン)が鉢合わせしてにらみ合いに:
以下は、公園の資源保護担当マネージャーが写真につけたキャプションです:
クーガー: (スカンクを見つめながら)「こいつァごちそうにありつけるかも ・・・」
スカンク: (クーガーをにらみ返しながら)「妙なことは考えない方がいい。きっと後悔することになるぜ」
結局、クーガーは賢明な判断をしたようです。
ずいぶん前のことになるのですが、私も野生のスカンクに「遭遇」したことがあります。ニューヨークから車で2時間ほどのところにある町のレストランで夕食をとっていたときのことです。そのレストランは丘の中腹にあって、広々とした窓からマンハッタンの夜景が遙かかなたに望めることで地元では有名でした。私は予約せずに行ったので、窓から離れた奥の方の席に案内されていたのですが、突然、窓際の客たちが「ウヲッ」というような声を上げて腰を浮かしたかと思うと、一斉に私のいる店の奥の方に走り寄ってきたのです。原因は、窓のすぐそばまで近寄ってきたスカンクでした。そっと窓に近寄って外を見てみましたが、たしかに1匹のスカンクがうろついているのでした。10分ほどでどこかに行ってくれたので騒ぎは収まりましたが、店の人によると滅多にないことだとのことでした。