昨年2月21日付「3年連続 御神渡りなし ― 長野県・諏訪湖」のフォローアップです。
4年ぶりに諏訪湖で「御神渡り」(おみわたり)が見られました。1683(天和3)年から伝わる記録と照合したところ、ことしの御神渡りのパターンは1981年と1984年に似ているとのこと:
1984年には『昭和59年長野県西部地震』(M6.8)が発生しています。『理科年表』(丸善書店)によると ――
王滝村に大きな被害をもたらした。死 29、傷 10。住宅全壊・流出 14、半壊 73、一部破損 565、道路損壊 258など。死者および建物流出は主として王滝川・濁川の流域などに発生した大規模な崖崩れと土石流によるものである。
1981年には大きな被害地震は発生していませんが、次のような出来事がありました:
- 敦賀原発、放射能漏れ事故判明
- 北炭夕張新炭鉱でガス突出・火災事故、93人死亡。消火のため坑道を密閉、行方不明者を見殺しにする注水作業実施。北炭夕張炭鉱(株)は2か月後に倒産 (なぜか、東京電力の原発事故を想起してしまいます。)
- イランが米大使館人質全員を解放
- 「4人組」裁判で江青(毛沢東夫人)被告らに死刑判決
- アメリカのレーガン大統領が中性子爆弾の製造再開を許可
- エジプトのサダト大統領暗殺
- ローマ法王来日
- 『まどぎわのトットちゃん』発行
- 福井謙一・京大教授がノーベル化学賞受賞
- ヤンバルクイナ発見
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