エーゲ海の南部・クレタ海に浮かぶサントリーニ島(地図)周辺で、7月から始まった地震活動が今も続いています
上掲記事によれば ―― 地震がおきているのはネア・カメニ島(Nea Kameni、地図)と、サントリーニ島の北東にある Kolumbos 海底火山とを結ぶ南西-北東の帯状の地帯(震央分布図)。この地帯は幅約 2km の地溝帯となっている。過去 200万年間の噴火口のほとんどはこの地帯に分布。サントリーニ島が最後に噴火したのは 1950年 ―― とのことです。
サントリーニ島は紀元前1628年ごろに爆発的噴火をおこし、現在も島の地形に残るカルデラを形成しました。このときの噴火が、地殻変動で海中に没したとされるアトランティスの伝説に影響したともいわれています。
関連記事
- アトランティスの遺跡発見 !? (09年2月20日)
- アトランティスの遺跡発見!? (続報) (09年2月22日)
- スマトラ沖の海底に奇妙なパターン (09年2月26日)