イラン南部の港湾都市バンダル・アッバース(ペルシャ湾の難所ホルムズ海峡に面しており、オマーンやアラブ首長国連邦の対岸)を中心とする地域で、4日午前 3時ごろ(日本時間同日午前 8時30分頃)、M4.9(USGS の資料では M4.8)の地震があり、死者はいないものの、負傷者が 700人を超えています。停電がおこり港湾機能も一次的に麻痺したようです:
イランでは、この規模の地震は毎日のようにおきていますが、これほど多くの負傷者が出るのは珍しいことです。震源が浅いところにあればこの規模でも大きな揺れになることはありえますが、USGS の資料によれば震源の深さは 70km を超えています。なぜこのように多数の負傷者が出たのか、不思議です。
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