2009年7月23日木曜日

神奈川県が地震被害想定調査を更新

今朝(7月23日)の朝日新聞〈神奈川さがみ野〉面によると、神奈川県が 22日、県内で発生する恐れのある 9つの地震に関する被害想定調査の結果を発表したとのことです。例によって朝日新聞の記事はまだネット上に現れていないようです。また、神奈川県のサイトにも、記事のもととなった資料はアップロードされていないようです。以下は他紙の記事です:
朝日新聞の記事によると、前回(10年前)の調査は 5つの地震(東海、南関東、県西部、県東部、神縄・国府津-松田断層帯)を対象としていましたが、今回は新たに三浦半島断層群、東京湾北部、南関東と神縄・国府津-松田断層帯の連動、元禄型関東地震の 4つを検討対象に加え、また、地震発生の想定時刻も「冬の午後 6時」だけでなく、「冬の午前 5時」と「夏の正午」も調査しているとのことです。

朝日新聞の記事には、「冬の午後 6時」発生の場合の想定被害が表の形でまとめられています。その中でもっとも大きい被害が見込まれているのは、南関東地震と神縄・国府津-松田断層帯の連動地震(M7.9)で、死者数 1万1380人、全半壊数 90万6320棟と見積もられています。