日本時間 6日(金)午後 8時ごろ、北極点に近い海域(北緯 80.3°西経 1.8°)で M6.5 の珍しく大きな地震が発生しています。震央の位置は、北極圏にあるノルウェー領スヴァールバル島北方の大西洋中央海嶺付近です:
上記記事では、被害はなかったが、ノルウェー領内(?)で記録された地震としては史上最大と伝えています。スヴァールバル島近海では、昨年2月21日に M6.0 の地震が発生しています。
この地震は、大西洋中央海嶺からのびるトランスフォーム断層(横ずれ断層の一種)でおきたものと思われます。下記ページにある発震機構を示す図を見ると、震源球が「25%ずつ 4等分された円グラフ」のように描かれています。これは、横ずれ断層に特有のパターンです:
Image Credit: U.S. Geological Survey