以下はアラスカのテレビ局のサイトが掲載している記事です:
この記事によると ――
リダウト山の噴火によって山腹の雪や氷が融解し、山麓のドリフト氷河に流れ込んで泥流が発生。泥流の幅は広いところで 1 マイル(1.6km)、氷河沿いの各所に滝ができている状態。泥流の先端はクック・インレット(インレットは「入り江」の意)に到達。海岸沿いにある石油基地を取り囲む状態になっており、石油基地を守る 6 つの堤防のうちの一つが決壊。同基地の人員はすでに避難しているが、600万ガロン(約 22000キロリットル)の原油がタンクに残っている。沿岸警備隊とアラスカ州環境保護局は、原油移送パイプラインを所有する企業とともに、原油の抜き取りの必要性や方法について検討中。リダウト山の頂上には溶岩ドームが形成されており、それが崩落することによって、新たな噴火がおこる可能性がある―― とのことです。
以下の記事に、泥流の様子などを写した写真 6 葉が掲載されています: