2019年11月6日水曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-217)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が 11月5日15:00付けで更新情報を出しています:

以下は上記更新情報のまとめです:
前回の更新情報では、最も早い場合の地震発生可能性を 11月13日± としたが、現時点でも前兆は継続している → 11月13日± 地震発生の可能性は否定される。

10月15日から CH32(八ヶ岳)に櫛歯前兆が出現、継続中。震源が浅い地震特有の前兆。(串田氏の著書『地震予報』には、櫛歯前兆について「基線から数十秒ごとに突出する変動により、波形が櫛の歯状となる変動。震源が浅い地震や火山活動、群発地震の前兆として出現」とあります。)

CH6(八ヶ岳)、CH29(八ヶ岳)が顕著化。CH2(八ヶ岳)、CH7(八ヶ岳)、CH21(八ヶ岳)が減衰傾向。その他、CH20(八ヶ岳)、A1(秋田観測点)が継続。K1(高知観測点)、K6(高知観測点)、CH26(八ヶ岳)は終息したとみられる。

次に考えやすい発生推定時期は、決定的な根拠に欠けるが、最も早い場合で 11月28日±(「続報 No.280」の時系列図参照)。

11月末ごろの地震発生の可能性は否定できないが、あくまでも現状で考えやすい時期であって決定ではない。今後の前兆の変化によって修正される可能性が高い。今後の前兆の推移を観測し、続報する。

推定時期前兆終息を確認後に確定 (現状では、最も早い場合、11月28日± の可能性が若干ある)
推定時刻 午前9時30分±1時間30分 または 午後4時±3時間
推定震央領域 長野県北部、群馬県、栃木県西部など
続報 No.280」所載の地図参照、斜線部分が推定領域
推定規模 M7.8 ± 0.5
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震、火山近傍の可能性が高い
浅間山(または草津白根山)で地震発生と相前後して噴火が発生する可能性あり


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